シャープペン紹介 第一弾 ステッドラー オールブラック レビュー

本日から文具紹介をしていきたいと思います。

ご購入の際の参考になればと思います。

 

おすすめ度

★★★★★ 5/5

 

 

かなり今更ですが、ステッドラー オールブラック925-35-05Bを購入しました。

 

値段は税込1650円です。

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これ実はロゴの面を上にして撮影しているのですが、全くロゴが見えません。

 

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露光をかなり上げてようやく見えるくらい。

肉眼でもかなり見にくいです。

 

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天冠部分には、シンプルな0.5の文字が。

 

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チャックは当然の事ながら、金属です。

少し見にくいですが、根本の部分にOリングがはめてあります。これにより筆記時に勝手に口金が緩む事を防いでくれます。

 

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文字を書く場合も非常に書きやすい。

 

デザインは無骨で無駄な装飾が一切なく、ただ使うことのために研ぎ澄まされたプロのための道具といった印象です。

 

そして、その印象は決して間違いではなく実際の筆記感にもよく表れてます。

 

筆記時は一切のブレも感じず、極めて安定した書き心地です。まずローレットはかなり細かくてグリップ力が抜群です。それに加えてチャック機構など内部機構の精度も高い。

 

おまけに本モデルは全体が黒で反射するものがないので筆記時の没入感もかなり高く、ステッドラーシリーズの中でも真のプロ仕様と言った感じです。

 

製図用シャープペンシルの一つの完成形であると私は思います。

 

この完成度で、税抜き1500円ははっきりいってコストパフォーマンスがエグいです。

 

これじゃ、3000円のロットリング600だとかファーバーカステルValio Lだとかそういったものが全て霞んで見えます。同等以上(というか完全に上)のものが半額程度の値段で手に入るのですから。

 

悪く言えば遊び心は全くないです。使用者に媚びる感じは一切ありません。

そして、唯一と言える欠点は使用していくうちにグリップがどんどん汚くなっていくことですね。グリップ力が非常に強い反面、汚れも取りにくいです。そして使い込んで塗装が剥げていくと結構汚い見た目となると思います。

 

使い込んだ美しさと判断するかどうかは個人によるのでしょうが。

 

しかし、使用感は全く欠点のない素晴らしいペンです。

 

研ぎ澄まされたプロの道具が欲しい、そういう方にはこのマットブラックはとてもおすすめです。